内見せずに物件を決める前に知るべきこと

内見せずに申し込み
内見せずに申し込み

賃貸物件を探していると、内見はできないが、家賃や場所の条件が良すぎる物件ってありますよね?

そんな時に、内見せずに入居申込書を入れるか?それとも、内見できるまで待つか?

この2択でとても悩むと思います。

本ブログにたどり着いたと言うことは、とても悩んでいることと思います。

そこで、不動産業界17年目の私から見たメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。

ぜひ、参考にして頂いて、申し込みをするか?の判断をしていただけたらと思います。

 

内見せずに申し込みするデメリット

①想像していた部屋の感じと違う時がある

内見ができないので、写真などで事前に内装を確認する事もあるかと思います。新築の場合は、写真すらない場合も多くございます。

よくあるのが、写真では広く見えたのに、実際は思ったより狭かった。

これは、不動産の内装写真は、広角レンズを使って部屋を広く見える様に撮影するので実際より広く見えるのが原因です。

また、新築マンション物件の場合は、奇数階や偶数階でフローリングや建具の色が違うデザインを採用しているので、不動産屋さんにきちんと確認しておきましょう。

新築物件以外の既存住宅の場合は、そもそも写真が違っていたり、内装のデザインが極端に違う場合があるのでご注意下さい。

 

②部屋の匂いが分からない

お部屋によって下水の匂いがする部屋があったり、既存住宅ならタバコの匂いが染み付いているお部屋があるので、注意が必要です。

 

③湿気具合が分からない

お部屋によっては、とても湿気が多い部屋が存在します。

特に1階のお部屋や、日が入らないお部屋は注意が必要です。

そして、建築前の土地が田んぼや池を埋め立てた物件や、近くに池や川が流れている物件は注意が必要です。

 

④日当たりが分からない

例え人気の南向きでも目の前に背の高いマンションがあればとても暗いです。

方位で判断するのではなくて、ベランダやバルコニー前の建物に注意しましょう。

 

⑤壁の防音性が確認できない

内見できない事で、一番、不安なのが防音性です。

実際に現地で確認出来ないので、構造で判断する以外ありません。

おすすめの構造はRC造です。

鉄骨造は、少し音がします。ジャンプなどしたら響きますが、声は聞こえない感じです。

木造は、すごく音が響きます。会話の内容も理解できるぐらいの音がします。

ぜひ、参考にして下さい。

 

⑥スマホの電波が入るかの確認ができない

携帯の電波は、お住まいのエリアや、建物構造、周りの建物の構造によって弱いところが存在します。

 

⑦気に入らなくても住まないといけない

入居申込書を入れて審査通過後すぐにて賃貸契約をしないといけません。

実際に内見ができる頃には、契約書を完了している事が多いです。

契約終了後にキャンセルは、できません。

内見せずに契約する最大のリスクです。

じっくり考えて入居申込をいたしましょう。

 

内見せずに申し込みするメリット

①人気物件をゲットできる

一番で最大の利点です。

実際に人気の物件は、内見せずに決める方にほとんど取られてしまいます。

お部屋を見ずに契約をする事は、出来れば避けた方が良いですが、良い物件を契約するには、ある程度のリスクも必要です。

 

内見せずに申し込み
内見せずに申し込み

内装以外にも確認できる所を確認しておく事でリスクを減らす

・採寸の書いてある図面を貰えるのであれば貰っておく事

・事前に室内写真などを見せて貰う

・実際に物件前やお部屋の前まで行って見て方位やスマホの電波を確認する

・共有部分の管理が行われているか確認する

・周囲に音が臭い出る施設がないか確認する

・違うお部屋で空室があれば見ておく

 

結論

不動産屋の立場から言えば、内見は必ずしてから決めた方が良いです。

ですが、絶対的に条件が良い物件で失敗するリスクも承知で、申し込みたい場合は、申し込む勇気も必要です。

リスクを少しでも取りたくない方は、必ず内見をして置くことをオススメいたします。

 

 

 

 

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