不動産業務歴17年目の宅建士のもりやまです。
谷町九丁目駅で不動産屋を開業して7年目になります。
実務を通してある程度のノウハウが貯まって来たので皆様に賃貸の初期費用をお安くする方法を公開したいと思います。
不動産の特に賃貸の初期費用を節約する方法は、小さい項目を挙げればいくらでもあります。
今回は、特に代表的な賃貸の初期費用の削減方法をご説明いたします。
知っておく事で財布に優しいお部屋探しが可能になります。
フリーレントの交渉で初期費用を大幅に削減する方法
フリーレントとは、一定期間の家賃を無料で契約する事ができる契約の事です。
申し込み段階でフリーレントの交渉をすることで成功率が飛躍的に上がります。
注意点として、フリーレントが成功した場合、短期解約の違約金が多く発生するケースが多いので、申し込み前に事前にできちんと確認して下さい。
家賃交渉で毎月の家賃の負担を減らす交渉方法
実は、フリーレント契約を了承してくれる家主様の物件は、長期的に空室状態が続いている物件である事が多いです。
ですので、家賃の値下げ交渉をしたら応じて頂ける場合が非常に多いです。
ただし、フリーレントと同時に家賃交渉に応じる確率はすごく少ないので、あまり欲張らずに、どちらか一方の交渉が上手くいけ良しと思っておいた方が良いでしょう。
繁忙期を避けて値下げ交渉の成功率を上げる
実は、フリーレント交渉や家賃の値下げ交渉などは、1月から3月の繁忙期には交渉にすら応じて貰えない可能性がとても高いです。
オススメなのは、賃貸の需要が低い7月から8月と11月から12月の2つの閑散期です。
この時期は、あまり引っ越しをする方がいないので、比較的値下げ交渉に応じて頂きやすいです。
特に、年末はオーナー様も空室が少ない状態で年を越したいので交渉に応じて頂きやすいです。
敷金や礼金が無料の物件を契約する事で、初期諸費用を大幅に削減
礼金は、オーナー様にお礼金としてお渡しする金額の事で、返金されないお金の事です。
敷金は、退去時に現状回復費を差し引いた差額を支払われますが、この現状回復費が大変トラブルが多いのです。
通常より膨大な金額を請求して、敷金がほとんど返金されないケースが多発しています。
ですが、敷金礼金が不要な物件を選ぶことで、初期費用から資金と礼金の項目を削ることが可能になり無駄な費用をカットすることができます。
仲介手数料を交渉する
全く同じ物件で、同じお部屋でも不動産会社によっては費用がことなります。
それが、仲介手数料です。
仲介手数料の上限は家賃の1ヶ月分と消費税と定まっております。
ですが、これは、あくまで上限です。
法律上、通常は家賃の50%と消費税までと定めらてれおり、借主様の事前承諾があった場合のみ、家賃の1ヶ月分と消費税までを頂いても良い事になっております。
事前説明の上、お客様の承諾がない場合は、家賃の50%と消費税までと定められています。
ちなにみ、不動産屋さんによっては、仲介手数料を無料で契約できる会社がございます。
不動産契約の費用を少しでも節約したい方は、必ず、仲介手数料無料の不動産会社を利用しましょう。
今回は、賃貸の初期費用の節約方法について記事を書きました。
是非、参考にして頂けたら、とても嬉しいです。