【解説】賃貸のアパートについて【谷町九丁目の宅建士】

不動産業務歴17年目の宅建士のもりやまです。

谷町九丁目駅で不動産屋を開業して7年目になります。

実務を通してある程度のノウハウが貯まって来たので皆様に公開いたします。

 

皆さんは、アパートの定義をご存じですか?

今日は、アパートとマンションの違いや特徴についてご説明したいなと思います。

 

賃貸のアパートって何?マンションとの違い

実は、賃貸アパートの定義はない?

実は、「アパート」も「ハイツ」も「マンション」もきちんとした呼び方の明確な定義は無いのです。

これは、不動産会社や建築会社、オーナー様が勝手に判断して命名してアパートやマンションとして呼んでいる事が多いです。

 

それぞれの構造の説明

■RC造:鉄筋コンクリート造の事で、3~10階建ての中高層マンションに使用される事が多いです。

賃貸マンション選びでは、一番耐震性能、耐火性、防音性にも優れておりオススメの構造です。

デメリットして、コンクリートは熱伝導率が高いため、外気の影響をもっとも受けやすく、夏は暑く、冬は寒くなりやすいです。

また、湿気がこもりやすいので注意が必要です。

日当たりの良い物件を探して、換気を怠らない様にしましょう。

 

■S造:鉄骨造の事で2番目に耐震性が優れている物件です。耐火性、防音性は、RCと比較して劣ります。

鉄骨の種類は、軽量鉄骨造と重量鉄骨造の2種類が御座います。

違いは、使用する鉄骨の暑さです。

重量鉄骨造は6mm以上の物を言います。軽量鉄骨造は6mm以下の鉄骨になります。

鉄骨造は、耐震性には高が、耐熱性は低く、湿気や防音性も低いです。

 

■W造:木造の事です。湿気と耐熱性に強いが、耐火性は弱く火災には注意が必要です。

賃貸物件では、一番オススメしない構造になりますが、家賃は一番安いです。

 

■SRC造:鉄骨鉄筋コンクリート造の事で最も耐震性や耐火性に優れている工法です。

大型施設や超高層ビルやマンションで使われる構造です。

賃貸では、タワーマンション等でよく拝見されます。

 

 

アパートと呼ばれている構造は?

特に決まりは無いのですが、一般的に、鉄骨造や木造造りの物件で2~3階建ての物をアパートと呼んでいる事が多いです。

 

 

アパートに不向きな人

■物音に敏感な方

今までにRC造にしか住んだことのない人や、人の足音が気になる人は避けておいた方が良いでしょう。

 

■夜勤など夜のお仕事がある方

昼夜逆転されている方は、他の入居者から生活音の苦情を受けるリスクが高く、また、逆に悩まされる事が多いので注意が必要です。

 

■お子様連れの方

小さいお子様は、乳児の方は夜泣きをして迷惑をかけてしまう事が多いです。

また、少し大きくなるとお子様がジャンプしたり騒音を出してしまい近隣の方に気を使いますので注意が必要です。

 

■駅から遠い物件が苦手な方

アパートは、駅から離れた閑静な住宅街(高い建物を建築できないエリア)に建築される事が多いです。

ですので、駅前ではなく、駅からある程度距離がある事が多いです。

車で移動する方は良いのですが、徒歩や自転車移動の方は、必ず実際に駅まで歩いて見てから最終決定をすると良いでしょう。

 

 

アパートの利点5選

■キレイな外観と内装:とても綺麗に作られています。特に女性の方は気に入る作りです。

■賃料が安い:RC造の防音性があるマンションと比べて家賃が安いです。

■閑静な場所にある事が多く、騒音や排気ガスなどの被害に会わない。

■築浅物件ですとセキュリティが入っている事が多い:セコムやアルソックなどのホームセキュリティが備わっている事が多いです。

■バイクなどを停めれる事が多い

 

アパートの物件の選び方

■1階と最上階は避ける

理由:ベランダの下着の「盗難被害」や、セキュリティ忘れの「侵入被害」や、「のぞき被害」など防犯面断の問題があります。

また、断熱性が他の階と比べ特に悪く「夏は暑く」「冬は寒い」です。

 

アパートを安く借りるコツ

仲介手数料無料の不動産屋を探す事が一番です。

お住いの地域で仲介手数無料の不動産屋を探すことをオススメいたします。

因みに大阪なら弊社でも仲介手数料無料で契約可能ですので、ご連絡頂ければと思います。

 

 

 

 

 

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