育ちの良いお子様【物件案内事件簿NO.2】

皆さんこんばんわ。

もりやまです。

今回の事件は、とあるお医者様御一家のお話です。

とても、品があり、いつもと違う雰囲気のお客様でした。

 

 

旦那様は、物静かですがとても切れ者で「凛」っとした雰囲気の方で、奥様はゴージャスな感じでした。

ゴージャスっと言っても叶姉妹見たいな感じではなく、髪、お肌、ネイルなど全てのメンテナンスを完璧になさっている方のゴージャス。

そして、この物語の主人公でもあるR君。合計3名のご来店です。

そして、このR君は幼稚園児ですが、とても頭がいいんです。

 

 

そしてR君は英会話を習っているらしく、何でも英語で喋って来るんです。

私が「このマンションは…」ってご説明をしていると「メンション」見たいな。

お医者様なんですか?は、「ドォータァー」見たいな。

完璧な発音で訂正して頂けるんです。

R君ありがとうねー。

 

ですが、私は、昔から子供に好かれる星の生まれなのでR君にも好かれるだろうと思い、R君にだいぶ寄せて「ハロー」って挨拶したんです。

そう、普段は言わないであろう「ハロー」。

結構大きめの声の「ハロー」。

右手を軽くあげた「ハロー」。

 

 

そしたら、R君、私を見つめて「はぁ!?」見たいな顔で見るんです。

なに??その発音!?見たいな。

「何、自分、鎖国でもしてたん!?」みたいな。

あの目。

 

 

もう、鎖国してた事にしようかな。

思い返せば、中学1年の時に鎖国したかもって。。。言おかな。。。

今、やっと、ペリーが黒船にR君乗せて来たんだってね。。。

寂しいハローだけが響いたご案内でした。

今日は、ここまで、See you。

 

 

MORIYAMA。

 

 

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